2014年7月23日水曜日

ぼったくりバーバー


「出張先で髪を切る」

という、ほとんど経験のない行動に出てみた。
地元の行きつけで切りたいのだけど、いつ帰れるかも分からないし
季節がら伸びた髪の毛も邪魔になってきたので。

ネットで近場を検索したところ、お洒落な店を発見。
若夫婦でやっているであろう店内の画像もキレイ、駅前だった事もあり迷わず
そこを選んで予約を入れ行ってきました。

店に入ると、ドアの前で立って待っていたお婆さんが椅子まで案内してくれます。
おそらくは、このオーナー夫婦のどちらかの親である事を会話から察する。

着席して髪を濡らされた後、鏡に映った婆さんの姿を見て絶句。

「ばーさんよ、てめぇが切んのけ !!!!!?????」  (魂の叫び)

70はとうに過ぎとると思われる婆さんが、ハサミを取り出しおれの髪を切りだした。
床屋だから切るのはいい。 許そう。 だがな、婆さん、
「どれぐらい切りますか」 とか 「どんな感じにしますか」 ぐらい聞けや。 (・∀・)

小学生の頃も、近所の床屋で髪を切ってもらっていたが、あの頃おばさんだと
思っていた方も今思い出してみれば、せいぜい30代後半ぐらいであろう。

"本物のばばあ" に髪を切ってもらうのは人生初ではなかろうか。

剛毛かつ量も多い自分の髪なので、プロなら放っておいても適度なショートに
してくれんだろ、と思っていたが。  甘かった。 古かった。 古いんだよ婆さん。 (・∀・)

タートルネックをとっくりと言うぐらい古いんだよ、この刈り上げは。
菊池桃子のラ・ムーぐらい古いんだよ、この刈り上げは。
デリカのリアガラス貼ってある「APPI」のスッテカーぐらい古いんだよ、この刈り上げは。
「夜露死苦」とか「愛羅武勇」ぐらいの破壊力なんだよ、この刈り上げは。
ビバオールだよ
森脇健児だよ


髪が伸びるまで地元に戻るのは控えたい。  ばいなら。