2012年2月6日月曜日

ATOMIC FLOYD, SuperDarts + Remote レビュー検索で引っかかった方、こんにちは。




秋葉原の『e★イヤホン』にて中古を購入。

ここのお店もアキバ界隈にある同業他店同様、ほとんどの製品を試聴する事が可能なのですが
数がパネェーっす!! 気になっていたあれやこれや新製品から全て網羅しており
そのどれもが聴いてから購入できるので、イヤホン(ヘッドホン)好きには神のようなお店です。

今、イヤホン業界の話題といえばSONY初のBA型、XBAシリーズ
おいらもそれの試聴狙いで行ったのでしたが、ぶっちぎりでこっちになっちゃいました。
... 余談ですがXBAの発売が遅れたのはタイの大洪水の影響なんだそうです。 わお

低音にダイナミック型ドライバ、中・高音にBA型ドライバを採用した数少ないハイブリッドTypeの
イヤホンですが、これの長所がよく出ていてツボな方には堪らない音だと思います。

重低音の厚みと深み、それにパンチの効いた切れがこれだけあって中・高音がクリア。
これ、なかなかないタイプだと思うのです。 何故かというと
特にダイナミック型に多いのですが、低音を強めようとすればするほど音の重さが
隣の音域にかかってしまい、中音がモコモコしてしまうイヤホンが多いから。

それぞれの音域に対して、得意な音を出せるドライバを個別に置いて
上手にチューニングされてるからこその”重さ”と”クリアさ”の両立。

 おいらはこれを耳にハメて音出した瞬間、「あ、多分これ買うな、おれ。」 の秒殺でした。

音の味付けはナチュラル+Vivid、音楽を聴くのが楽しくなります。
理由は簡単、 全ての音がはっきりと聴こえるから。
すごく明確なセールスポイントを持った製品なので、高級イヤホンとか高音質とかに興味のない
ごく一般の音楽好きな方に聞かせてもすぐに「すごい鳴るね!」って感じるはず。
( ...偉そうに語るワタシもごく一般の音楽好きですがね (*´∀`)ノ 

この何年かイヤホン界の双璧になっているのがSHUREのSE535とUltimate EarsのTRIPLE. FI 10。

この2つの名機が聴かせてくれる「プロ用」とか「Studioモニタリング用」などと言った
究極のナチュラルさとはまた違った、”音楽を聴くのが楽しくなる” 要素を持った
次世代ハイブリッドの名品じゃないかなーと思ってます。

そうそう、外見もステキですね。
特に差込プラグなどは、ホームオーディオ用高級ヘッドホンみたい!
センターからプラグまでのコードはケブラーで覆われており、これも高級感に一役買ってます。

iPhoneコントローラーが左側のケーブルに配されているのですが、これが
シャツの襟に引っかかってイヤホンが抜けそうになる事がたまに。 
これがホントに数少ない欠点かなぁ (気になるほどじゃないけど)


  こういうフェチな記事に限って検索に引っかかって来られる方が多いようです。
  数少ない閲覧者さまのイヤホン選びの参考になれば筆者は泣いて喜ぶ次第であります。